自然からはたくさんのことが学べます。積極的に川や里山に足を踏み入れ、自然とのふれあいを創出します。特にオオサンショウウオや他の水生生物とのふれあいは他ではできない経験です。保育園ではオオサンショウウオのことをサンちゃんと呼んでいます。日常的に川や自然とふれあうことで、日々の変化を感じ取れるようになります。暑い日、寒い日、大雨の日、大雪の日・・・子どもたちの口から「サンちゃん大丈夫かなぁ」と心配の言葉が出てきます。自然な心遣い、気遣いの言葉が育まれます。
川の保育園は、季節、天候、園児の状態に応じて保育士が日々の保育活動のプランを作成します。年間を通じて、みんなと里山を散歩し、春は雪解けのあと、芽吹く草木を観察し、夏は川に入って水遊び、秋は落ち葉や木の実拾い、冬は雪遊びなど季節を感じ、実体験からの成長を促します。